550 5.7.1 header are not accepted. 迷惑メール判定が厳しくなったのでメールフォームを改修

2023年6月現在

Gmail については、返信先のアドレスが、送信元のドメインと異なると、「550 5.7.1 header are not accepted.」として、配送されずにエラーメールが返ってくる。

表題とは少し異なるがレンタルサーバから悲鳴も上がっている。

https://help.sakura.ad.jp/notification/440-2/

https://www.value-domain.com/information/detail/?no=20230607-2

  • SPF が正しく記載できていること
  • 逆引き できること
  • DKIM が記述されていること (これがクリアできてると「重要」のフォルダに入る?)
  • 送信元のドメインと、送信者、返信先のドメインが同じこと

ということで、サイトの「お問い合わせ」メールフォームのプログラムについて改修する。

フォームメールのプログラム改造

  1. 閲覧者がサイトのメールフォームを利用
    問い合わせに返信してもらえるように、メールアドレスを記入して送信
  2. サイト運営者にメールとして問い合わせが届く
    このとき通常は、相手のメールアドレスが返信先になっている。
    この状況が、Gmailは「よろしくない」としてエラーとして処理するようになった。
    受信側が Gmailと無関係であればエラーは出ないが、受信側が Gmail そのものだったり、転送に Gmailがあるとエラーメールが返ってくる。
  3. フォームメールのプログラムを改造
    サイト運営者に届く際のメールアドレスをサイトのドメインと同じものにした。
    問い合わせの担当者は「返信」という操作はできなくなる。
  4. 実装してみて
    ・Gmail できれいに受信できた。
    ・メールアドレスを入力させないフォームで、迷惑メールとして受信していたメールが、
    「重要」フォルダに入る厚遇を受けた。(SPF、逆引き、DKIM対応のメールアドレス。)
    ・サイト運営者に届くメールも今までより早く着信している気がする。

Gmail 側の対策

独自ドメインのメールは、知る限り多くの場面で「迷惑メールフォルダ」に入ってしまう。

  • Gmail アプリで、「迷惑メールではない」というボタンを押す。
    学習させていかないといけない。
    2023.06.16追記、アプリで迷惑メールフォルダへいけない。ChromeでログインしてGmailを使う。
  • ブラウザでGoogleにログイン、Gmail で「迷惑メールフォルダ」をチェックする。
  • Gmail をメールアプリのPOP3で利用している場合は、IMAPにして「迷惑メールフォルダ」へアクセスしやすくする。

つい最近までは使っていたのだけれども、Gmail を有料で使う Google Work Space についてはどうなっているかは不明です。

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